41歳を迎えて思う事 -挑戦-
みらいワークスは、これからも大きく成長する会社です。
会社が成長するということは、トップである私自身も成長しなければなりません。
昨日、私は41歳の誕生日を迎えました。
みらいワークスでは毎朝、朝会を開催しているのですが、そこで社内のメンバーが小芝居を挟みながらのサプライズでお祝いをしてくれまして、良い誕生日の始まりとなりました(みらいワークスのバックステージ:☆サプライズ成功☆)。企画してくれたメンバーには本当に感謝しています。またメンバー全員からThank youカードに書かれたバースデーメッセージをいただきましたが、ひとつひとつのメッセージをしっかりと受け止めたいなと感じました。
サプライズでお祝いしてくれて、当然のように「では岡本さんから一言、お願いします!!」なんて流れになるのですが、準備をせずにスピーチをするときはかなり素な自分を出すことになります。小芝居の中で、社員から「岡本さん、今日は何の日ですか?」と聞かれましたが、その時にスッと出てきた一言は、「これから日本の働き方を変える人が生まれた日だ(笑)」という一説でした。
今、みらいワークスが実現しようとしている『“プロフェッショナル人材が挑戦するエコシステム”を創造する』というビジョンには、個人で活躍の場を求めるプロフェッショナル人材の方々が増えてくる中、その方々向けの社会インフラをつくりたいという想いが込められています。
私自身が起業して会社をつくってから10年が経とうとしていますが、起業して最初の頃は個人コンサルタントとして活動していました。起業する準備もせずに走り出してしまったので、当時は「日本は雇用されている人には手厚いが、独立・起業するとかなり大変なことが多いな」と感じてました。もちろん独立・起業するというのはある程度のリスクを覚悟して挑戦する道を選ぶことなので、安定を求めるとか保障がないと困るなんてことは言うつもりはないですが、極端に違いすぎるので、ここに躊躇して独立・起業の道をあきらめる人もいるのだろうなと感じていました。そんな現実と直面している中、最初の数年はビジネスを立ち上げることも出来ない時期が続きました。しかし、その時に「同じように立ち上がりで苦労している人達も多いのでは?」と考えるようになりました。
そして、「自分と同じように独立・起業しているプロフェッショナル人材が活躍する、挑戦するための社会インフラが必要なのではないか?」という想いが芽生えてきました。それから、みらいワークスの起業へと動き出し、あっという間に現在に至ります。
おかげさまでみらいワークスのビジネスは順調に伸び続け、会社のメンバーも40人程度になり、今後は50人、100人、500人と増えていくことでしょう。その過程には組織の規模の壁にぶち当たることもあるとは思いますが、それは組織の壁でもあり、またトップとしての“うつわ”の壁でもあります。その“うつわ”を大きく安定しているものにするのも自分の責任・役割であり、「会社の成長と共に自分自身も成長を続けなければならないのだ」と最近強く思うようになりました。
階層社会において人は能力の極限まで出世し、組織は無能な管理職で溢れてしまう-
というピーターの法則は有名ですが、これは経営者にとっても同じように受け止めなければならないことです。経営者とメンバーが頑張る限り会社は成長していきますが、トップが自身の中身を成長させなければ、ある時会社の規模がトップの“うつわ”の大きさを超えてしまい経営者として機能しなくなる、そんな状況に陥ってしまうのではないでしょうか。
従ってトップとして活動する限りは、会社の成長と共に、自分自身が成長し続けなければならないのです。これはトップとしての宿命と受け止めなければなりません。
みらいワークスの行動指針である“みらイズム”には、“「挑戦」:私たちはみらいの為に挑戦し、挑戦を通じて自ら成長します。”という一説があります。挑戦とはやれるかどうかわからないことに立ち向かうことだと思いますが、最初からやり切れるとわかっていることに取り組んでも成長は少なく、やはり順風満帆ではないかもしれない道に「挑戦」することを通じて、人は成長すると考えています。
この一年もさまざまな挑戦に立ち向かい、会社も自分自身も成長していく、そんな一年にしていきたいと思います。