仕事を超えた価値や経験。それが一生のものとなる。

作成日:2022年12月13日(火)
更新日:2022年12月13日(火)

何気ない毎日の中に、それは散りばめられているかもしれない。大事なものを見逃さないために。

2022 年も残すところ1ヶ月を切りました、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

ブログの更新が久しぶりとなりました。以前「ブログを楽しみに読んでいます」というお声をいただき大変嬉しい気持ちになりました、ありがとうございます。これからまた定期的に私の想いや考えていることなどを書き留めていこうと思う次第です。

 

 

さて早速ですが、最近ホスピタリティについて考えることがありました。皆さんはホスピタリティと聞いて何を想いますか?今日は、私が受けた“ホスピタリティ”についてお話ししたいと思います。

 

代表取締役社長 岡本祥治

 

当社は今年3月にオフィスを移転しましたが、これは移転する前の出来事になります。以前のオフィスは、すぐ目の前にコーヒー店がありました。みらいワークスのみんなも利用していて顔馴染みの人も多く、私もよくコーヒーをテイクアウトしていた一人です。お店に着いて、タイミングが合ってすぐ購入できる時は良いのですが、他のお客さんが並んでいたりして時間が少しかかる時は、スパッと「じゃあいいです!」と購入しないこともよくありました。

 

時間がなかったり、急いでいることが多く、こういったことは度々日常的に起こることなのですが、その日も時間がかかると言われたので、いつものように、じゃあいいです。と言ってオフィスに行きました。そうしたら、少しして社員の一人がそのお店のコーヒーを持ってきました。

 

私がお店に立ち寄った後に、その社員がお店に行ったら、店員さんから「先ほど、社長さんのオーダーを受けられなかったので、お金はいいので持っていてください!」と手渡してくれたそうなのです。

 

それを聞いた瞬間、ホスピタリティってこういうことを言うんだ、と、このお店の、この店員さんのホスピタリティを感じました。この出来事によって、私はこのお店のますますファンになりコーヒーを買い続けたいと思うわけです。その後、店員さんとこの出来事を話したりもしました。この一つの出来事が、人の心や活動を継続的にする。そういう動機になったことに間違いありません。

 

皆さんは、このような心を打たれる経験はありませんか?

 

仕事を超えた価値や経験。それが一生ものとなる

 

では、これを当社に置き換えてみたときに、登録者の方やクライアントの方に対して、記憶に残るような、ホスピタリティ溢れるような、そのような経験をどれだけ提供できているのだろうか、と考えています。何気ない気遣いや出来事によって、それが一生のご縁に繋がるということはあると思いますし、とても大事なことだと思っています。

 

これは、どの場面で起こりうるかわからないもので、何気ない一コマかもしれませんし、難しい問題を一緒に解決したということかもしれない。しかし、何か一つの出来事を共にすることによって、ご縁が生まれ、一生の付き合いになるのではないでしょうか。

 

 

一方、仕事を通じたご縁というのは、“仕事”と割り切るという考え方もありますが、私は持続的な関係という考え方は、仕事と割り切るのではなく、“人”とのご縁で繋がるものだと思っています。それは、私たちにとっても、相手の方にとっても仕事を超えた価値や経験となることでしょう。

 

株式会社みらいワークス

 

多くの登録者の方からは、どのような状況でもみらいワークスで仕事がしたいと仰ってくださっています。そう言ってくださる背景は様々かと思いますが、これまで共に進んできたこと、または何か小さな出来事がきっかけとなった、などの過去の活動が、みらいワークスのファンでいてくれていることなのだと感じています。

 

当社はこの1年だけ見ても従業員数がとても増えました。人数が増えるということは、一人一人の接点が増える、つまりは、そのようなきっかけを生む数も増えるということを意味しています。きっかけとは、何かものすごい特別なことではなく、何気ない日常の一コマや動作、少しの工夫や気遣いかもしれません。大事な接点を見逃さずに、登録者の方やクライアントの方と一生の関係になってほしい。そして、その数がもっと多くなって欲しいと願っています。私たちはそういう仕事をしているのだということを忘れずに多くの皆様と接していきたい、そう強く思う次第です。

 

現在、オフィスを移転したため、冒頭のコーヒー店を利用することは無くなってしまいました。しかし、私が受けた出来事は一生心に残っていますし、このホスピタリティはずっと忘れません。