【ITコンサルタント独立】フリーランスになるメリット・デメリットを解説!年収も調査
最終更新日:2024/05/16
作成日:2022/04/28
IT分野に特化したコンサルタントの需要は、現在非常に高いです。その波を受け、独立・起業を目指すIT人材も多くいることでしょう。本記事では、ITコンサルタントとして独立する準備やおすすめの資格、各専門分野のITコンサルタントの種類について紹介します。フリーランスのITコンサルタントの年収やメリット・デメリットなども紹介します。
目次
■ITコンサルタントが独立前にしておくべきこと
(1)準備期間を設定
(2)人脈づくり
(3)実績を積む
(4)スキルや資格取得
(5)人材や資金集め
■ITコンサルタントの種類
(1)Webコンサルタント
(2)PMOコンサルタント
(3)SAPコンサルタント
(4)SCMコンサルタント
(5)ERPコンサルタント
(6)CRMコンサルタント
(7)ECコンサルタント
(8)DXコンサルタント
■ITコンサルタントでフリーランスになるには?
(1)SIerやコンサルティング会社からの独立
(2)独学による研鑽
■ITコンサルタントがフリーランスとして独立するメリット
(1)働き方に選択肢が生まれる
(2)収入アップが期待できる
(3)専門分野への知見が溜まりやすい
■ITコンサルタントがフリーランスとして独立するデメリット
(1)収入が不安定になりやすい
(2)徹底した自己管理が求められる
■独立ITコンサルタントの将来性
dxの浸透がITコンサルタントの需要を高めている
ITコンサルタントが独立前にしておくべきこと
現在ITコンサルタントは、需要が高く独立・起業の追い風が吹いている状況です。こうした状況を受け、実際に独立・起業を目指すIT人材が増えています。
フリーランスのITコンサルタント案件が増えている一方、安易に起業してしまい、事業を長く続けられなかったケースも少なくありません。ITコンサルタントの独立・起業前にしておくべきことを見ていきましょう。
(1)準備期間を設定
何事にもいえることですが、達成したい目標が定まった場合、達成までの道のりと必要な準備項目を仮定し、逆算して開業日を設定するのがよいでしょう。
独立・起業には、開業届をはじめ、保険や税金関連など、さまざまな書類や手続きも準備しなくてはなりません。個人事業主として独立するだけなら自分ですべて済ませる場合もありますが、会社を設立するとなると外部に依頼するのが一般的です。選定には人脈や知識が必要です。独立直前にこうした事務作業に追われることになると、落ち着いた雰囲気で開業日を迎えられない可能性もあり注意が必要です。
また、独立直後はローンやクレジットカードの申請などが下りにくいことも知られています。独立・起業前にライフステージにまつわる大きな出費は済ませておけると安心です。
ほかにも、準備期間にやっておきたいことは多岐にわたります。まず、十分な準備期間はどのくらいか、やっておくべきことは何かを見極めたうえで開業日を定めることから独立起業の道は始まるといえます。
(2)人脈づくり
フリーランスで活躍するITコンサルタントでも、人材紹介企業や前職からのつながりからの紹介などから仕事を得ている人がほとんどです。独立後、主軸としたい事業に関連した人脈づくりは準備期間にしっかり行いましょう。
フリーランスのITコンサルタントを紹介する人材紹介企業に登録したり、起業前から取引先に起業後の付き合いを頼んだりするのも、もちろん有効な手段です。ほかにも、フリーランスのITコンサルタントが集まるセミナーやイベントに顔を出したり、クラウドで企業とフリーランス人材をつなげるサービスに登録し、まずは副業でコンサルティング業を請け負ったりするなど、積極的な行動が取れるとなおよいでしょう。
また、学生時代に親しかった古い友人が同じような業界で活躍していることもあるものです。しばらく連絡を取っていなかった友人とコンタクトを取ってみるのもおすすめです。
(3)実績を積む
ITコンサルタントは、学歴や年齢などより、実績・結果を重視される職業だといえます。フリーランスのITコンサルタントとして、携わったプロジェクトの数が多かったり、その知名度が高かったりすると案件を獲得しやすい傾向です。独立・起業を目指すなら、事業の要としたい分野の実績を積みましょう。
もし、開業予定日が1年以上先なら、難易度は高くても大手企業や行政が関わっているプロジェクトに参画するのがおすすめです。準備期間が残り少ないのであれば、できるだけ上流工程や戦略策定から関われるプロジェクトに複数に絡むのもよいでしょう。
(4)スキルや資格取得
ITコンサルタントを名乗るなら、事業の要となる分野のITシステムやツール、プログラム、トレンドなどの知識は必須といえますが、コンサルタントというからには経営に関する知識も必要です。スキルを磨くために勉強会に参加したり、資格取得に挑戦したりするのもよいでしょう。
ITコンサルタントは、分野や使用するツールによって目指す資格が異なるのが一般的です。しかし、ITのプロフェッショナル、かつコンサルタントとして参画するならば、下記の資格を持っていると、案件獲得に有効でクライアントへの説得力が増すでしょう。
- ・中小企業診断士
- ・PMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)
- ・ITコーディネーター
また、スキルの中でも可視化しにくいスキルを磨くことが大切です。コミュニケーション能力やリスクマネジメント能力などは、意識をかえれば普段の生活の中でも磨きをかけられます。周囲の人に話をよく聞いたり些細なことでも当事者意識を持って対応したりするよう心がけましょう。
(5)人材や資金集め
起業し会社を設立するとなると、人材や資金集めは大きな課題となります。一般的にITコンサルタントは、さほど資本金をかけずに開業できますが、安定的に案件が舞い込む保証はないため当面の生活費や営業資金などは手元にプールしておきましょう
また、秘書的な役割を担ってくれる人材や実際にプロジェクトに参画してくれるPMなど信頼できる人材の確保には時間やお金がかかります。従業員への給料や工数を確保するための前金なども必要となるでしょう。同じく、事務所を借りる場合などは賃貸契約にもお金がかかります。
独立・起業に必要な資金は各地域の自治体などで補助を受けられるケースもあります。準備期間にこうした補助金や助成金制度を洗い出し、該当する要件の補助を申し込むなども重要です。
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ITコンサルタントの種類
ITコンサルタントは扱う領域によって、種類分けされ呼び名が変わります。主なITコンサルタントの種類を紹介します。一領域に特化したコンサルタントとして活躍することもできますが、複数の領域のコンサルティングができると特に重宝されるでしょう。
(1)Webコンサルタント
Webコンサルタントは、企業のWebサイトを事業に併せて最適化するためのコンサルタントです。Webサイトを構築する前からコンサルティングするケースもありますし、既存のWebサイトの調査・分析、課題の洗い出し、改善案を提案して実施するのが仕事です。
Webサイトを使ったビジネスや企業のブランディングは、現在あらゆる企業が行っています。クライアントのビジネスをWebの力を使って最大化するのがゴールです。コンテンツの作成やUI/UXの最適化、広告などの施策を実施・分析・改善しながら目標に近づけます。
Webコンサルタントを名乗るのに特に必要な資格はありませんが、「Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)」「ウェブ解析士」などの資格取得をしていると有利でしょう。
(2)PMOコンサルタント
PMOコンサルタントは、PMO(プロジェクトマネージメントオフィス)を最適化するためのコンサルタントです。大手企業やSIer、ITに特化したコンサルティングファームなどから、企業で進行中のプロジェクト管理と支援を行うPM、PMOをサポートする役割を担います。
PMOコンサルタントは、PMのバックアップのほか、ITプロジェクトの補助や管理業務、リスクマネジメントを行います。プロジェクトの取りまとめや品質管理、コストマネジメントが主な業務です。
PMOコンサルタントを目指す人におすすめの資格は、PMO資格の代表格「PMOスぺシャリスト認定資格」、ITに特化するPMOコンサルタントにおすすめの世界共通エンジニア系資格「CCNA」「LPIC」などです。併せて「PMP」も取得しておくと、案件獲得やコンサルティングの過程で有効です。
(3)SAPコンサルタント
SAPコンサルタントは、SAP社が開発したERPソフト「SAP」に精通したコンサルタントのことです。現在、SAPコンサルタントの市場価値は非常に高く、今後もSAPを導入する企業は増え続けるとみられています。それに伴い独立・起業を目指すSAPエンジニア、SAPコンサルタントの数も増えてはいます。
それでも、2025年問題、2027年問題を前に「SAPコンサルタントが足りなくなるだろう」と危惧されており、力のあるSAPコンサルタントは、「今が独立・起業に最適なタイミング」ともいえます。
SAPコンサルタントが取得しておきたい資格としてはSAP社が運営する「SAP認定コンサルタント」が代表的です。内容はERPやSAPにまつわる領域のもので、日本語で受けられる試験だけで50種類以上にも及びます。このうちの1つでも資格を取得している人はSAPコンサルタントを名乗れます。
(4)SCMコンサルタント
SCMコンサルタントは、SCM(サプライチェーンマネジメント)の分野から、企業の経営課題解決やコスト削減に導くのが使命です。ほとんどのケースでは、SCM管理システムを提案・導入し、任務にあたります。SCM管理システムの効果や役割をクライアント企業に提案し、効果を予想・調査・分析し、導入から運用までコンサルティングを担当します。
流通やロジスティクス領域の知識と実績、ERPパッケージソフトを使った製造・在庫管理の経験などがあると案件獲得に有利です。そのため、フリーランスで活躍するSCMコンサルタントの多くは、社会人経験豊富な年齢層だといえます。
資格より実績がものをいうSCMコンサルタントですが「APICS認定資格」「SCM検定」などにパスしていると説得力が増します。
(5)ERPコンサルタント
ERPコンサルタントは、企業がERPシステム(Enterprise Resource Planning:企業資源計画システム)を導入する際に、導入から運用までを支援するコンサルタントです。
企業の経営資源である「ヒト・モノ・カネ・情報」を一元的に管理するERPシステムの導入を通じて、クライアント企業の業務効率化と経営課題解決を実現する役割を担います。
具体的に求められるスキルとしては、ERPパッケージ(SAP、Oracle EBS、Microsoft Dynamicsなど)の専門知識はもちろんのこと、業務プロセスの分析力と改善提案力、プロジェクトマネジメント能力などが挙げられます。
(6)CRMコンサルタント
CRMコンサルタントは、クライアント企業の顧客関係構築を支援し、顧客満足度向上や収益最大化に貢献する重要な役割を担っています。経営戦略の理解とマーケティング・システム知識が求められる専門的な職種です。
MBA、中小企業診断、CRMツールのベンダー認定資格などを取得することで、他者との比較で有利に働きやすくなります。
(7)ECコンサルタント
ECコンサルタントは、主にECサイト事業を行う企業のコンサルティングを行います。ECサイトの構築や最適化、加えたほうがよいコンテンツやECサイトをブランディングしていく方法などを、分析・調査を交えながら売上アップを目指すのが仕事です。
ECコンサルタントには、ECサイト運用実績が求められます。ECサイトを訪れる客への訴求力を高めるためのマーケティング経験やセンスも同様に必要となります。
資格がなくてもECコンサルタントを名乗ることはできますが、「ITストラテジスト」「ネットマーケティング検定」などの認定を受けることで仕事の幅が広がるでしょう。
(8)DXコンサルタント
DXコンサルタントとは、クライアント企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)導入を支援します。過去のデータを読み取り、DXによる経営戦略やITツールの導入を用いて業務改革を行い、経営課題を解決するのがミッションです。適切なITツールや人材、コストなどの提案・導入・管理がDXコンサルタントに期待される主な業務です。
DXコンサルタントには、最新IT情報や、デジタルトレンド、ビッグデータ・UI/UX活用への知見などが求められます。また、コンサルタントと名がつく以上、デジタル分野に精通しているだけでなく経営に関することなど幅広いスキルが必要とされます。
DXに関わる人におすすめの資格の一つが「DX検定」です。試験は1000点満点でスコアによってレベル認定証とステッカーが与えられます。大変難しい試験ですが、レベル認定証は2年間有効で名刺やプロフィールへの掲載が公式に許可されます。
ITコンサルタントでフリーランスになるには?
ITコンサルタントとして独立する流れとしては、主に2つのパターンが想定されます。
(1)SIerやコンサルティング会社からの独立
システムインテグレーターやコンサルティングファームでの実務経験を積んだ後、フリーランスとして独立するルートが一般的です。フリーランスとして顧客からの信頼を得るにはそれまでの職歴が非常に重視される傾向にあり、プロジェクト獲得の際の重要な評価基準となります。
もし現在コンサルティング業界にいて独立を検討しているのであれば、務経歴書があなたのスキルと経験を示す重要なツールとなるでしょう。
また、経験がまだ浅い場合は、引き続きシステムインテグレーターやコンサルティングファームで働き、さらに実績を重ねることが望ましいです。
(2)独学による研鑽
フリーランスのITコンサルタントになる際、当然それまでの経験が有利に働きますが、必ずしも前職がITコンサルタントである必要はありません。システムエンジニアやプロジェクトマネージャー、他の管理職からもITコンサルタントへと進むことができます。
IT関連の高度な技術知識はもちろん、経理、サプライチェーン管理、ERPシステムなど、特定のビジネス領域における専門知識を持つ人材は特に価値があります。独立を目指す前に、ビジネスの基本概念や構造を学び、多様な業務経験を通じてマネジメント能力を強化することが推奨されます。
ITコンサルタントがフリーランスとして独立するメリット
独立するITコンサルタントが多いのは、それだけメリットがあるからかもしれません。代表的なメリットとしては以下ような点が挙げられます。
(1)働き方に選択肢が生まれる
ITコンサルタントがフリーランスになることの大きな利点の一つは、働き方の自由度が格段に向上することです。企業に所属していると多忙なスケジュールに追われることが多いですが、フリーランスでは自らの手でプロジェクトを選び、働く時間や場所を柔軟に決めることができます。
特に、プロジェクトベースでの仕事では、関わる業務の範囲や期間、労働時間をクライアントと事前に調整することができるため、プライベートな時間を大切にしながら効率的に働くことが可能になります。
(2)収入アップが期待できる
フリーランスのITコンサルタントは、高額な報酬を得る機会が増えます。独立することで、一般的な企業員としての給与制限を超え、市場価値に基づいた適正な報酬を自ら交渉することが可能です。
フリーランスの市場では、特に専門性の高い技術や経験が要求されるプロジェクトが多く、そのための報酬も相応に高額に設定されることが一般的です。月収で50万円から200万円程度を稼ぐことは、特定の技術や業界においては決して珍しくありません。
(3)専門分野への知見が溜まりやすい
フリーランスとして独立することで、ITコンサルタントは自身の専門性を活かすプロジェクトを選ぶ自由が生まれます。企業に属していると多岐にわたるプロジェクトにアサインされることが一般的ですが、フリーランスなら自分の専門分野に絞ってプロジェクトを選ぶことができるため、その分野の深い知識や経験を積むことが容易になるでしょう。
また、多様なクライアントと直接的に関わることで得られるフィードバックは、専門知識の拡充と技術の洗練に繋がります。
ITコンサルタントがフリーランスとして独立するデメリット
一方、ITコンサルタントとして独立する前に考えておかなければいけない注意点もいつくか存在します。
(1)収入が不安定になりやすい
フリーランスとしてのITコンサルタントになると、収入の不安定さは避けられない現実となります。企業に所属している場合は毎月一定の給料が保証されていますが、独立後はプロジェクトの契約によって収入が決まるため、案件が途切れた際には収入がゼロになることもあります。特にキャリアの初期段階では、大規模なプロジェクトへの参加が難しいため、安定した収入を得るまでに時間がかかることに注意が必要です。
また、フリーランスは自身で税金や社会保険料の支払いを管理しなければならないため、会社員時代と比較して金銭的な負担が大きくなります。このように収入の不確実性は、精神的なストレスにもつながり得るため、賢明な資金管理が求められます。
(2)徹底した自己管理が求められる
フリーランスとして独立すると、日々の業務は完全に自己管理に依存するようになります。チームで働く場合は他のメンバーや上司からの指示や支援を受けることができますが、フリーランスではすべてのプロジェクト管理から時間管理、業務の優先順位付けまでを一人で行う必要があります。時間の自由度が高いというメリットがありますが、それに伴い自己規律を保つことが重要です。
仕事とプライベートの境界をしっかりと設定し、効率的に仕事を進めるための環境を整えることが成功の鍵となります。不規則な業務量に対応するための自己管理能力は、フリーランスとして持続可能なキャリアを築くために不可欠です。
独立ITコンサルタントの年収
独立したフリーランスのITコンサルタントの年収は会社員時代より跳ね上がるケースがほとんどです。弊社の案件では、専門分野にもよりますが100%稼働と仮定して月額50万~200万程度の報酬がほとんどです。
年収にすると、600万~2400万になります。しかし、フリーランスになると、税金や保険の支払いも増えますし、安定した案件が常に舞い込むといった保証がありません。情報収集を欠かさず、人材紹介企業に登録するなど年収をキープするために賢く立ち回りましょう。
独立ITコンサルタントの将来性
経営戦略からプロジェクトに参加した経験や上流人材としてのコミュニケーション能力と優れた経営センス、専門分野に特化したスキルがあれば、ITコンサルタントとしての将来性は明るいといえるでしょう。あらゆるITにまつわるプロジェクトは「運用まで到達したら終了」ではなく、継続的な保守・支援が必要だからです。
ITを使った戦略プロジェクトの企画と立ち上げ、既存のITプロジェクト、両方にITコンサルタントが必要とされるため、ITコンサルタントの数が足りないのが現状です。企業の垣根なく動けるフリーランスのITコンサルタントは重宝される傾向です。
安定的にITプロジェクト進行をサポートできる経営コンサルタント育成は急務だといわれていますが、ITコンサルタントにITの力を使って戦略的に解決できる経営課題の洗い出しから任せる方が話が早いという側面もあります。
ただし、将来的にも活躍できるITコンサルタントとなるには、日々の自己研鑽や情報収集が欠かせません。セミナーや資格取得の勉強会なども利用して常に最新IT情報に触れられる環境を自分で整えましょう。
dxの浸透がITコンサルタントの需要を高めている
加えて、近年ではデジタルトランスフォーメーション(DX)の浸透によって業務運営や企業の構造を根本的に変える動きが加速しており、その変化に伴い、ITコンサルタントの役割が拡大しています。
具体的には、業務効率を高めるSaaSツールやRPAの導入、オフィスのデジタル化、AIやビッグデータを活用するプロジェクトなどがDXの典型的な例です。これらの技術を実装することをサポートするITコンサルタントの市場での需要が急速に増加しているのです。
その結果、システムインテグレーターや経営コンサルティングファームがITコンサルティング事業に注力する動きも見られます。
ITコンサルタント独立は今がねらい目
ITコンサルタントとして独立するために、人脈や実績をつくったり、資格を取得したりすることばかりが注目されがちですが、開業に必要な手続きや経費を洗い出すことも大切です。準備期間には、経営戦略の策定から関われる案件や規模の大きな案件には積極的に参加するようにしましょう。自己研鑽と準備をして独立・起業を迎えれば、ほとんどの領域のITコンサルタントには活躍の機会や年収アップが期待できます。
(株式会社みらいワークス FreeConsultant.jp編集部)