フリーランス向けファクタリングおすすめ15選!審査や注意点も解説
作成日:2026/03/12
ファクタリングは法人向けの資金調達手段と考えられがちですが、フリーランスや個人事業主に対応したサービスも数多くあります。
入金まで時間がかかり支払いに不安を感じる場面では、ファクタリングが資金繰りの助けになることもあるでしょう。
この記事では、フリーランスが利用しやすいファクタリングサービスの選び方や注意点、おすすめのサービスをわかりやすく解説します。
目次
■事前にチェック!ファクタリングの種類
(1)2者間ファクタリング
(2)3者間ファクタリング
■フリーランス向けファクタリング会社の選び方
(1)フリーランス・個人事業主の対応可否をチェック
(2)利用上限・下限額、少額対応の可否をチェック
(3)売掛先の承諾がないなら2者間ファクタリング
(4)スピード重視なら即日入金・オンライン完結
(5)手数料の低さを比較
(6)必要書類の内容を確認
■フリーランスにおすすめのファクタリング会社15選
(1)QuQuMo(ククモ)
(2)日本中小企業金融サポート機構
(3)ビートレーディング
(4)labol(ラボル)
(5)ペイトナー
(6)OLTA(オルタ)
(7)FREENANCE(フリーナンス)即日払い
(8)PAY TODAY(ペイトゥデイ)
(9)株式会社No.1
(10)Best Factor(ベストファクター)
(11)アクセルファクター
(12)みんなのファクタリング
(13)MSFJ株式会社
(14)メンターキャピタル
(15)バイオン
■フリーランスがファクタリングを利用するメリット
(1)資金を素早く調達できる
(2)未回収のリスクを軽減できる
(3)「負債」にならない
■フリーランス向けファクタリングのデメリットと注意点
(1)手数料が高い
(2)3者間だと売掛先の承諾が必要
(3)悪徳業者に騙されるリスクがある
(4)売掛金の範囲内でしか資金調達できない
(5)審査の通過が必須
■フリーランス向けファクタリングの審査とは?
(1)必要な書類
(2)かかる時間
(3)審査に通りやすくなるポイント
■フリーランスのファクタリングに関するよくある質問
(1)ファクタリングの審査落ちの理由は?
(2)ファクタリングの審査に落ちたらどうする?
(3)ファクタリングで2重譲渡はバレる?
(4)ファクタリングの他社利用はバレますか?
(5)ファクタリング以外の資金調達方法を知りたい
フリーランスも活用できる「ファクタリング」とは

「ファクタリング」とは、保有する請求書(売掛債権)を専門会社に買い取ってもらい、本来の支払期日より前に現金化する資金調達サービスです。
取引先からの入金を待たずに資金を得られるため、キャッシュフローを迅速に改善したい場面で重宝されます。
例えば、入金が数ヶ月先の請求書を早期に現金化できれば、その資金を税金の支払いや外注費などに充てることが可能です。
利用にはファクタリング会社の審査を通過しなければなりません。また、利用時には所定の手数料が差し引かれるため、実際に受け取る金額は満額よりも少なくなる点を覚えておきましょう。
近年は個人向けに特化したサービスが増えており、フリーランスにとっても効果的な資金繰りの方法となっています。
事前にチェック!ファクタリングの種類

ファクタリングには、契約に関わる当事者の数によって「2者間ファクタリング」と「3者間ファクタリング」という種類が存在します。
それぞれの仕組みと特徴は異なり、どちらを選ぶかによって手続きの流れや手数料が変わるため、ここで確認しましょう。
(1)2者間ファクタリング
2者間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社の2者のみで契約を完結させる方式です。取引先への通知や承諾が不要なため、ファクタリングの利用を知られずに手続きを迅速に進められます。
取引先との信頼関係に影響を与えたくない場合や、一刻も早く資金が必要なフリーランスに向いているでしょう。
ただし、ファクタリング会社にとっては取引先から直接回収できません。未回収リスクが高くなるため、手数料は後述する3者間方式よりも高めに設定される傾向があります。
(2)3者間ファクタリング
3者間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社に、取引先(売掛先)を加えた3者で合意し、契約を進める方式です。
メリットは手数料の安さです。取引先が債権の譲渡を承諾し、代金を直接ファクタリング会社へ支払う仕組みのため、業者側の未回収リスクが低く、その分コストを抑えた資金調達が可能です。
一方で、利用には取引先の承諾が必須となるため、現金化までに相応の時間がかかる傾向があります。
また、取引先に「資金繰りに困っているのではないか」と懸念される可能性もゼロではありません。
コスト面では非常に有利ですが、取引先との関係性や、資金が必要になるまでの時間的猶予を考慮して選択する必要があります。
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フリーランス向けファクタリング会社の選び方

フリーランスが自分の状況に合ったファクタリング会社を選ぶには、次の6つのポイントを確認しましょう。
- (1)フリーランス・個人事業主の対応可否
- (2)利用上限・下限額、少額対応の可否
- (3)売掛先の承諾がないなら2者間ファクタリング
- (4)スピード重視なら即日入金・オンライン完結
- (5)手数料の低さを比較
- (6)必要書類の内容
(1)フリーランス・個人事業主の対応可否をチェック
フリーランスがファクタリング会社を選ぶ際、まず確認したいのは「個人事業主への対応可否」です。
ファクタリング業界では、取引対象を法人に限定している会社も少なくありません。検討しているサービスの公式サイトなどで、個人の利用が明確に許可されているかチェックしましょう。
あわせて、その会社が個人事業主向けの審査に慣れているかも重要なポイントです。
フリーランス特化型のサービスであれば、請求書だけでなく、注文書や業務連絡のメールなど、個人の実務に即した書類で柔軟に審査してくれる傾向があります。
(2)利用上限・下限額、少額対応の可否をチェック
ファクタリング会社が設定している買取可能額の上限・下限の確認も非常に重要です。
フリーランスの案件では数万円単位の少額な請求書も多く発生します。しかし、ファクタリング会社によっては「買取は30万円から」といった下限額を設けているケースがあり、条件に合わないと利用できません。
反対に、数百万円単位の大きな案件を現金化したい場合も、上限額の設定によっては対応不可となる可能性があります。
特に、1万円や数万円から利用できる「少額対応」の可否は、日々の細かな資金繰りを支えるフリーランスにとって極めて重要な選定基準です。
まずは自分の手元にある請求書の額面を振り返り、その金額帯での実績が豊富なサービスを探してみましょう。
(3)売掛先の承諾がないなら2者間ファクタリング
取引先にファクタリングの利用を知られたくない場合は、2者間ファクタリングに対応した会社を選ぶ必要があります。
3者間方式は手数料の低さが魅力です。一方で取引先の承諾が不可欠なため、「資金繰りが苦しいのでは」という不要な懸念を持たれ、今後の関係性に影響するリスクを否定できません。
2者間方式であれば、取引先へ通知することなく水面下で手続きを完結させることが可能です。
取引先との信頼関係を最優先にするフリーランスは、2者間ファクタリングを選択する傾向にあります。ただし、手数料が割高になるデメリットも理解しておきましょう。
(4)スピード重視なら即日入金・オンライン完結
緊急で資金が必要な場合は、即日入金やオンライン完結に対応しているサービスを選びましょう。
入金スピードは会社によって大きく異なります。2者間ファクタリングは手続きがシンプルなため、3者間方式に比べて素早い現金化が可能です。
さらに、申し込みから契約・入金までをWeb上で完結できるサービスも選ばれています。書類の郵送や対面での面談といった手間を省けて、最短数時間で資金を確保できる会社もあるため、手続きがスピーディーです。
ファクタリング会社の選定の際は、公式サイトに「最短即日」や「24時間受付」といった記載があるかを確認し、審査を含めた実際の所要時間を比較しましょう。
ただし、スピードを優先するあまり、手数料や契約内容の確認がおろそかにならないよう注意が必要です。
(5)手数料の低さを比較
ファクタリングを利用する際の手数料は、手元に残る金額に直結するため、複数の会社の比較が欠かせません。
手数料は、売却する請求金額に対するパーセンテージで設定されており、ファクタリング会社や契約形態・売掛先の信用度などによって変動します。
手数料の割合が高いほど受け取れる金額は少なくなるため、安易に1社に決めず、複数のサービスを比較検討しましょう。
比較の際は、提示された手数料率だけでなく、事務手数料や振込手数料といった諸経費まで含めた総コストでの判断が重要です。
利用回数によって手数料が下がるサービスも
ファクタリング会社の中には、利用実績を重ねると手数料が下がる仕組みを設けているところがあります。
これは、継続的に利用し期日通りの送金を繰り返すことで、利用者としての信用度が高まり、会社側のリスクや審査コストが低減されるためです。
例えば、初回利用時の手数料は10%で2回目以降は8%というように、取引実績に応じて料率が下がっていくサービスが存在します。
定期的にファクタリングの利用を検討している場合は、手数料の優遇制度の有無もチェックしてみましょう。
(6)必要書類の内容を確認
申し込み前に、ファクタリング会社ごとに必要な書類の種類や準備の手間を確認しておくのもおすすめです。
書類に不備があると審査が滞り、資金化が遅れる原因となります。急いでいる場合は、すぐに必要書類を準備できるファクタリング会社を選ぶとよいでしょう。
一般的には本人確認書類に加え、取引を証明する請求書や通帳のコピーなどが必要です。フリーランスなど個人事業主の場合、確定申告書や開業届の提出を求められることもあります。
取得に時間や費用がかかる書類が必要な場合もあるため、事前に公式サイトで確認し、すぐに準備できるかを見極めましょう。
フリーランスにおすすめのファクタリング会社15選

ここからは、フリーランスや個人事業主が利用しやすい、おすすめのファクタリング会社を15社紹介します。
情報を比較し、自身のニーズに合ったサービスを見つける参考にしてください。
(1)QuQuMo(ククモ)
- ・入金スピード:最短2時間
- ・手数料:1%〜
- ・買取可能額:下限・上限なし
- ・契約の種類:2者間ファクタリング
QuQuMoは、手数料を抑えつつ迅速な資金調達を希望するフリーランスにおすすめのサービスです。手数料が1%からと業界でも低い水準でありながら、最短2時間での入金が可能です。
契約は弁護士ドットコムが監修するクラウドサインを利用するため、オンラインで安全に手続きを完結できます。提出書類は請求書と通帳のみで手続きがシンプルな点も魅力です。
参考:QuQuMo「QuQuMo(ククモ)オンラインファクタリング - オンライン完結でスピードを追求する新たなオンラインファクタリングサービス」
(2)日本中小企業金融サポート機構
- ・最短入金時間:最短3時間
- ・手数料:1.5%〜
- ・買取可能額:下限・上限なし
- ・契約の種類:2者間・3者間
日本中小企業金融サポート機構は、一般社団法人が運営するサービスです。ファクタリングだけでなく、個人事業主向けの財務コンサルティングも手掛けており、初めての方でも安心して相談できます。
手数料は1.5%からと低水準で、2者間・3者間ファクタリングの両方に対応。必要書類は口座履歴や請求書などで、最短3時間での資金化が可能です。
参考:一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構「ファクタリング」
(3)ビートレーディング
- ・入金スピード:最短2時間
- ・手数料:4%〜(2者間)、2%〜(3者間)
- ・買取可能額:下限・上限なし
- ・契約の種類:2者間・3者間
ビートレーディングは、累計買取額1,745億円を超える豊富な実績を持つ大手ファクタリング会社です。(※2025年12月時点)
個人事業主の利用も可能で、2者間・3者間の両方に対応しています。
請求書だけでなく注文書の買取にも対応しているため、幅広い業種のフリーランスが利用しやすいサービスです。
参考:ビートレーディング「資金調達・ファクタリングのビートレーディング」
(4)labol(ラボル)
- ・入金スピード:最短30分
- ・手数料:一律10%
- ・買取可能額:1万円〜
- ・契約の種類:2者間ファクタリング
labol(ラボル)は、フリーランスや個人事業主向けに特化したファクタリングサービスです。
最短30分という業界トップクラスの入金スピードを誇り、24時間365日振込に対応しているため、土日や夜間の急な資金需要にも応えられます。
手数料は一律10%で、1万円からの少額請求書に対応しているため、小規模な案件が多いフリーランスにとって利用しやすいサービスです。
参考:labol「labol(ラボル) | フリーランスの報酬を即日先払い」
(5)ペイトナー
- ・入金スピード:最短10分
- ・手数料:一律10%
- ・買取可能額:1万円〜300万円(初回上限30万円)
- ・契約の種類:2者間ファクタリング
ペイトナーファクタリングは、最短10分という圧倒的なスピードで資金調達が可能なサービスです。申し込みから入金まですべてオンラインで完結し、電話やメールのやり取りは必要ありません。
個人事業主やフリーランスに特化しており、申請可能額の範囲内であれば繰り返し利用できます。
参考:ペイトナー「ペイトナー|個人事業主のお金の味方」
(6)OLTA(オルタ)
- ・入金スピード:最短即日
- ・手数料:2%〜9%
- ・買取可能額:下限・上限なし
- ・契約の種類:2者間ファクタリング
OLTA(オルタ)は、AI審査を導入し、オンラインで完結する迅速な手続きを実現したファクタリングサービスです。金融機関との提携も多く、信頼性の高さが特徴です。
手数料は2%〜9%と比較的低く、買取可能額に上限・下限はありません。個人事業主の少額案件から法人の高額案件まで幅広く対応しています。
参考:OLTA「OLTAクラウドファクタリング|マネット powered by OLTA」
(7)FREENANCE(フリーナンス)即日払い
- ・入金スピード:最短5分
- ・手数料:3%〜10%(利用実績に応じて低下)
- ・買取可能額:1万円〜
- ・契約の種類:2者間ファクタリング
FREENANCE(フリーナンス)は、東証プライム上場のGMOインターネットグループが運営する、フリーランス向けの金融サービスです。手数料は、利用実績に応じて料率が下がる仕組みです。
会員には無料で損害賠償保険が付帯するなど、個人事業主をサポートする独自のサービスが充実しています。
参考:FREENANCE「フリーナンス即日払い」
(8)PAY TODAY(ペイトゥデイ)
- ・入金スピード:最短30分
- ・手数料:1%〜9.5%
- ・買取可能額:10万円〜
- ・契約の種類:2者間ファクタリング
PAYTODAY(ペイトゥデイ)は、AI審査により最短30分での入金を実現するオンライン完結型のファクタリングサービスです。
業種の制限なく、開業直後のフリーランスやスタートアップでも利用しやすい体制を整えています。2者間ファクタリングに対応しており、個人事業主でも申し込めるサービスです。
参考:PAY TODAY「AIファクタリングのPayToday|即日審査・即日振込のオンライン請求書買取、先払いで法人・個人事業主も対応」
(9)株式会社No.1
- ・入金スピード:最短即日
- ・手数料:1%〜15%
- ・買取可能額:50万円〜1億円
- ・契約の種類:2者間・3者間
株式会社No.1は、ファクタリング事業の他、中小企業向けにOA機器の販売や保守、ビジネスコンサルティングなどを幅広く手掛けている企業です。
多様な事業展開で培ったノウハウを活かした資金調達サポートが期待されます。個人事業主でも利用可能です。
参考:株式会社No.1「ファクタリング・資金調達の成約率・他社から乗り換え実績No.1|株式会社No.1」
(10)Best Factor(ベストファクター)
- ・入金スピード:最短即日
- ・手数料:5%〜(法人は2%~)
- ・買取可能額:30万円〜
- ・契約の種類:2者間・3者間
Best Factor(ベストファクター)は、高い審査通過率を誇り、柔軟な対応力に定評のあるファクタリングサービスです。
2者間・3者間の両方に対応しており、セキュリティ対策を講じているため安心して申し込める点も魅力です。
資金調達だけでなく、財務コンサルティングも提供しているため、経営に関する相談もできます。
参考:Best Factor「即日振込専門ファクタリング会社 - ベストファクター|面談オンライン契約」
(11)アクセルファクター
- ・入金スピード:最短2時間
- ・手数料:1〜12%(2者間)、0.5〜10.5%(3者間)
- ・買取可能額:30万円〜
- ・契約の種類:2者間ファクタリング
アクセルファクターは、審査通過率の高さ水準を誇るファクタリングサービスで、個人事業主も利用できます。必要書類が揃えばオンラインで申し込みが完了し、最短2時間での即日入金に対応しています。
ネクステージグループホールディングス傘下で経営基盤が安定しており、信頼性の高いサービスといえます。
参考:アクセルファクター「アクセルファクターの即日ファクタリング-中小企業を金融面からサポート」
(12)みんなのファクタリング
- ・入金スピード:最短60分
- ・手数料:7%〜15%
- ・買取可能額:1万円〜300万円
- ・契約の種類:2者間ファクタリング
みんなのファクタリングは、土日祝日も対応可能な完全オンライン型のサービスです。AI審査により、申し込みから最短60分でのスピーディーな入金を実現しています。
電話対応も不要で、オンライン上で手続きが完結するため、日中の対応が難しい個人事業主でも利用しやすいのが特徴です。
参考:みんなのファクタリング「みんなのファクタリング」
(13)MSFJ株式会社
- ・入金スピード:最短60分
- ・手数料:個人事業主向け 3.8%~9.8%、フリーランス向け 3%〜10%
- ・買取可能額:10万円〜
- ・契約の種類:2者間・3者間
MSFJ株式会社は、個人事業主やフリーランス・中小企業を対象とした資金調達支援を行っています。
特徴は、赤字決算や税金滞納がある状態でも、売掛先の信用力が担保されていれば積極的に買い取りを行う姿勢を見せていることです。少額から大口まで広くカバーしています。
参考:MSFJ株式会社「【公式】個人事業主のファクタリングならMSFJ|個人事業主向けファクタリングガイド」、MSFJ株式会社「フリーランス専用ファクタリング」
(14)メンターキャピタル
- ・入金スピード:最短即日
- ・手数料:2%〜
- ・買取可能額:下限なし〜1億円
- ・契約の種類:2者間・3者間
メンターキャピタルは、オンラインで全国365日24時間対応しており、早期の資金化が必要なフリーランスにおすすめのファクタリング会社です。
最短即日での入金が可能で、個人事業主でも審査通過率が高い傾向にあります。経営サポートにも力を入れており、資金繰りに関する相談もできます。
参考:メンターキャピタル「即日資金調達のファクタリング会社 | 株式会社Mentor Capital」
(15)バイオン
- ・入金スピード:最短60分
- ・手数料:一律10%
- ・買取可能額:5万円〜
- ・契約の種類:2者間ファクタリング
バイオンは、独自のAI審査によって最短1時間での資金調達を可能にしたファクタリングサービスです。フリーランスや個人事業主を支援するため、5万円からの少額申し込みに対応しています。
手数料は一律10%と明確な料金体系で、事前に受け取れる金額を計算しやすいのが特徴です。スピーディーかつシンプルな手続きを求める個人事業主に適したサービスといえます。
参考:バイオン「AIファクタリングのバイオン | オンライン完結・即日入金【フリーランス・個人事業主歓迎】」
フリーランスがファクタリングを利用するメリット

フリーランスのファクタリング活用には様々なメリットがあります。ここでは、3つのメリットを解説します。
(1)資金を素早く調達できる
ファクタリング最大のメリットは、融資に比べて圧倒的に早く資金を調達できる点です。
金融機関からの融資は審査に数週間から1ヶ月以上かかることも珍しくありません。一方、ファクタリングは審査がスピーディーで、最短即日、中には数十分で入金が完了するサービスもあります。
機材の故障や納税資金の確保など、突発的な資金需要が発生することもあるでしょう。そのようなときも、取引先からの入金を待たずに対応できるため、キャッシュフローを迅速に改善したいフリーランスにおすすめです。
(2)未回収のリスクを軽減できる
ファクタリングの大きなメリットは、ノンリコース(償還請求権なし)という仕組みにあります。
これは、譲渡した売掛金が回収不能になっても、利用者がその支払いを肩代わりする責任(償還義務)を負わないという契約です。
例えば、ファクタリングで資金化した後に取引先が倒産したとしても、この契約であればすでに受け取った代金を返済する義務は生じません。
ただし、「ノンリコース」と書いてあっても油断は禁物です。別の条文で利用者に幅広い保証をさせている場合、実質的に返済義務を負わされるリスクがあります。
契約時は、「自分がどこまで保証させられているか」や、「支払いが遅れた際に無条件で買い戻す規定がないか」を必ず確認しましょう。
参考:金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」
(3)「負債」にならない
ファクタリングは「金銭の借入れ」ではなく、資産である売掛債権の「売却(譲渡)」にあたります。貸借対照表上で負債として計上されることがなく、自己資本比率を低下させずに資金調達が可能です。
また、融資ではないため、銀行やカードローンの審査で参照される信用情報機関に利用履歴が登録されることはありません。
ファクタリングを利用したからといって、将来的な銀行融資の審査で「他社借入あり」とみなされ、不利に働く心配がない点は大きなメリットです。
フリーランス向けファクタリングのデメリットと注意点

ファクタリングは便利な資金調達手段ですが、利用する際にはデメリットや注意点も理解しておく必要があります。
把握しないまま利用すると、かえって資金繰りを悪化させる可能性もあるため、ここで確認しましょう。
(1)手数料が高い
ファクタリングは、融資など他の資金調達方法に比べて手数料が割高に設定されています。手数料は売掛金から差し引かれるため、受け取れる金額は額面より少なくなる点に注意しましょう。
特に、スピードを重視したサービスや審査の緩やかなサービスでは、手数料が高くなる傾向があります。
頻繁に利用すると手数料負担が積み重なり、キャッシュフローを圧迫する原因になりかねません。緊急時の一時的な利用に留めるなど、計画的な活用がおすすめです。
(2)3者間だと売掛先の承諾が必要
3者間ファクタリングを利用する場合、取引先に対して債権譲渡の通知手続きが発生し、取引先(売掛先)からの承諾が必須です。
取引先によっては「ファクタリングの利用=資金繰りの悪化」と感じ、その後の取引に慎重になる可能性もゼロではありません。
手数料が割高になっても、取引先との関係性を維持したい場合は2者間ファクタリングを利用するのが一般的です。
(3)悪徳業者に騙されるリスクがある
ファクタリング業界には、法外な手数料を請求する悪質な業者が存在する可能性があるため、業者選びは慎重に行いましょう。
ファクタリングは貸金業ではないため、貸金業法のような厳しい法規制が完全には整備されていません。その隙を突いて、給与ファクタリングを装うなど、実質的に高金利の貸付を行う悪徳業者が存在します。
手数料が相場から著しく逸脱していたり、契約内容が不明瞭だったりする場合は注意が必要です。会社の運営実績や口コミを確認し、信頼できる業者を選びましょう。
(4)売掛金の範囲内でしか資金調達できない
ファクタリングは、保有している売掛金(請求書)の額面金額を超える資金調達はできません。このサービスはあくまで債権の売却であり、融資とは根本的に異なります。
調達できる金額は、手数料を差し引いた請求書の金額が上限です。例えば、50万円の資金が必要な時に、手持ちの請求書が30万円分しかなければ、不足分の20万円は調達できません。
必要な資金額が請求書の額面を大きく上回る場合は、ファクタリング以外の資金調達方法も検討しましょう。
(5)審査の通過が必須
ファクタリングは借入ではありませんが、利用には必ず審査があります。
審査で最も重視されるのは、利用者自身よりも「売掛先(クライアント)の支払い能力」や「請求書の内容が正確か」という点です。
また、ファクタリング会社によっては「売掛先が法人であること」を条件としている場合があります。
クライアントが個人事業主や個人の場合は、申し込み前に対象外となっていないか必ずチェックしておきましょう。
フリーランス向けファクタリングの審査とは?

フリーランス向けファクタリングの審査では、具体的にどのような書類が必要で、どれくらいの時間がかかるのでしょうか。
審査に通りやすくするポイントとあわせてここで確認し、スムーズな資金調達に繋げましょう。
(1)必要な書類
ファクタリングの審査では、一般的に次のような書類が求められます。
- ・本人確認書類
- ・請求書
- ・通帳のコピー
このような書類は、売掛債権が実在し取引が正常に行われていることをファクタリング会社が確認するために不可欠です。書類に不備があると審査が進められません。
フリーランスの場合、会社によっては確定申告書や開業届の提出を要求されることもあります。
(2)かかる時間
ファクタリングの審査時間は非常に短く、多くの場合、申し込みから数時間以内に完了します。
特にオンライン完結型のサービスでは、AI審査の導入などにより手続きが効率化されており、迅速な対応が可能です。
サービスによっては最短30分で審査結果が通知され、そのまま契約・入金まで進めるケースもあります。
ただし、提出書類に不備があったり、申し込みが営業時間外だったりすると、審査時間が長引くこともあるため注意が必要です。
(3)審査に通りやすくなるポイント
ファクタリングの審査通過率を高めるには、次のポイントをチェックしましょう。
- ・売掛先の信用度が高い請求書を選ぶ
- ・支払期日までの期間が短い請求書を選ぶ
審査では、利用者本人よりも「売掛先が期日通りに支払いを行えるか」という点が重要です。
経営が安定している大手企業や官公庁、または過去に何度も遅延なく入金されている取引実績が豊富な相手の請求書は、非常に高く評価されます。
加えて、一般的に支払いまでの期間が短いほど、その間に売掛先が倒産したり経営悪化したりするリスクが低いと判断されるため、審査に通りやすくなります。
フリーランスのファクタリングに関するよくある質問

ここでは、フリーランスがファクタリングを検討する際によく抱く疑問について簡潔に回答します。申し込み前の不安や疑問を解消するための参考にしてください。
(1)ファクタリングの審査落ちの理由は?
フリーランス向けファクタリングの審査落ちの主な理由は、売掛先の信用力不足です。売掛先の経営状態が悪化している・設立から日が浅いなどの場合、回収リスクが高いと判断され否決されることがあります。
また、提出書類の不備や、請求書の存在自体が疑われるケースも審査落ちの要因のひとつです。
(2)ファクタリングの審査に落ちたらどうする?
ファクタリングの審査に落ちてしまったフリーランスの方も諦める必要はありません。
一社の審査に落ちても、対象債権の条件や審査基準は会社ごとに異なるため、別のファクタリング会社に申し込むことで通過する可能性は十分にあります。
また、別の信用度の高い取引先の請求書で申し込むことも効果的な対策のひとつです。
あわせて、提出書類に不備がないか、仕事の実態を示すエビデンス(発注書・入金履歴など)が不足していないかも再確認してみてください。
(3)ファクタリングで2重譲渡はバレる?
すでに特定のファクタリング会社に売却した売掛債権を、別の会社に再度売却する「二重譲渡」は、非常に高い確率で発覚します。
ファクタリング会社は審査の際、債権譲渡登記の確認を行う他、独自の業者間ネットワークやデータベースを通じて重複申し込みを厳格にチェックしています。
たとえその場をすり抜けたとしても、売掛先(取引先)への確認作業や、最終的な入金プロセスの過程では隠し通せません。
二重譲渡は重大な契約違反であり、詐欺罪や横領罪などの刑事罰に問われる可能性が極めて高い危険な行為です。
一度でも記録が残れば今後あらゆる金融サービスが利用できなくなるため、絶対に行わないようにしてください。
(4)ファクタリングの他社利用はバレますか?
他社利用の事実は、必ずしもすべてのケースで発覚するわけではありません。しかし、申し込み時に他社利用の有無を問われることが多く、隠し通すことは困難です。
ファクタリング会社は審査の際、通帳のコピーを確認します。そこに他社からの振込履歴や、逆に他社への支払いの記録があれば、他社利用の事実は即座に判明します。
もし他社利用を隠した虚偽の申告が発覚すれば、その時点で信頼関係が破綻し、審査落ちの決定打になりかねません。
複数の会社の併用自体は、資金繰りの手段として禁止されているわけではないため、現在の利用状況を正直に伝え、無理のない支払い計画を示しましょう。
(5)ファクタリング以外の資金調達方法を知りたい
融資による調達では、日本政策金融公庫の「新規開業資金」が代表的です。
各自治体が信用保証協会と連携して提供する制度融資は、元本の返済を待ってもらえる期間(据置期間)を長く設定できる場合が多く、長期的な資金繰りの安定に寄与します。
返済不要な資金調達だと、補助金・助成金の活用も有効です。
例えば、販路開拓や生産性向上を支援する「小規模事業者持続化補助金」や、業務効率化のためのソフトウェア導入を支援する「デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)」などは、フリーランスも対象です。
ただし、これらの補助金・助成金は原則として後払いのため、目先の支払いのための即時的な資金調達には向かない点に注意しましょう。
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『個人事業主は融資をいくら受けられる?種類や必要書類、審査のポイント』
まとめ

フリーランスや個人事業主でもファクタリングは利用可能であり、急な資金需要に応える有効な手段です。
会社を選ぶ際は、個人事業主に対応しているか、手数料は適切か、入金スピードは十分かなどを比較検討しましょう。
オンラインで手続きが完結するサービスは、時間や場所を選ばず申し込めるため特におすすめです。
メリットとデメリットを正しく理解し、審査では売掛先の信用度が重視されることを念頭に置いて、計画的に活用しましょう。
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(株式会社みらいワークス フリーコンサルタント.jp編集部)
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