データの「見える化」で、将来を勝ち抜く競争力を醸成する
組織力を上げるポイントは「行動が見えること」「共有すること」「自動的に見えること」
みらいワークスは、「日本のみらいの為に挑戦する人を増やす」という経営理念のもと、プロフェッショナル人材の皆さんが挑戦するためのプラットフォーム作りを日々行なっています。
このビジョンの実現のためには、まず多くのプロフェッショナル人材、クライアントの方々とお会いすることから始まります。そして、プロフェッショナル人材の方々のお考えや志向について伺い、またクライアントの方々からは現状抱えている課題を伺ったり発掘したりします。そして、双方にとってプラスになるマッチングを行なうことが、挑戦の機会創出へと繋がっていきます。
その挑戦の機会を増やすためには、当然我々の「日々の業務の質向上」が欠かせません。社内での情報共有もそうですし、業務の時間短縮もしかりです。
みらいワークスは2012年3月に設立し、今年7周年を迎えました。この7年間でもデータ管理方法やツールを何度がアップデートしてきたのですが、比較的最近もアップデートを行ないました。
今回なぜアップデートすべきだと思ったかというと、成果を出すための「見える化」の仕組みづくりのためです。
営業メンバーは、もちろんそれぞれが成果を出したいと日々奮闘してくれていますが、成果を出すためには、自分たちが今どのくらいの案件を抱えているのかを目で見て振り返ること、そしてそれを元に次のアクションを考えるという仕組みが必要です。
極論、担当者本人や関係者が情報を把握していれば仕事自体は回りますが、会社という「組織」で考えた時どうでしょうか。それぞれが異なる方法で情報を管理しているとどうしても効率が悪くなりますし、個人商店になってしまい数字や結果も見えにくくなってしまう為、全体感をつかみづらくなります。それでは業務の質向上は望めないでしょう。
また、みらいワークスは中途採用の社員が多数を占めており、バックグラウンドも多彩です。得意分野や経験分野も異なりフォローし合える領域もさまざまあるはずです。それは大きな強みであり、強みに変えていくためにも効率よく情報共有できる仕組みは大切だと考えています。
振り返ってみれば、これまでさまざまな方法を試してきました。その中で改めて感じたことは「行動が見えること」「それを共有すること」「それが自動的に見えること」が、組織力を上げていくためには必要なのだということです。
しかし、さまざまな要素を検討しながらアップデートしたツールであっても、やはり使ってみると修正が必要な部分が見えてくるものです。今回の場合は、あれもやりたいこれもやりたいと欲張ってしまい、作業上やらなければならないことが増えてしまいました。それでは肝心の現場では浸透しません。改善策として、まずは最低限のラインを決めて運用するようにしたいと思います。そして今後、社内で活発な意見交換がなされ、メンバーの手によって更なる使いやすいツールへとバージョンアップしていくことを望んでいます。
みらいワークスでは、会社設立当初から運営しているサービス「フリーコンサルタント.jp」の他、「ヘルスケアプロフェッショナルズ.jp」、先日リリースしたばかりの「プロフェッショナルキャリア」などのプロ人材向けサービスを立ち上げ、現在では合計で7つ運営しています。サービスのすそ野が広がっているという点からも、なおのことデータベースでの管理は重要な役割を持つでしょう。これからもさまざまなビジネスモデルを作っていくことと思いますが、その時、今行なっている「全社でのデータ共有(見える化)」は、会社にとって大きな競争力になっているはずです。