「みらいワークス×大企業」のコラボが、日本の働き方を変える?
「常識」は環境によって作られる。大企業にフリーランス人材をご紹介することが、その常識を変える第一歩になるかもしれません。
前回のブログで、「みらいワークスは非常に変わった立ち位置でビジネスをしている」というお話を書かせていただきました。
参照:交流会を通して改めて気づかされた、みらいワークスの価値。
変わった立ち位置とは、大企業、ベンチャー企業、独立して活躍するフリーランスといった、ジャンルや背景が全く異なる方々と接点があるということについてです。
今回のブログでは、その点をもう少し掘り下げて考えてみます。
そもそも、みらいワークスはなぜ大企業ともビジネスをしてるのでしょうか?
ひとつは、フリーランス人材と大規模案件を繋ぐため。大企業が取り組む施策というのは、やはり社会へ大きな影響を与えます。そのような案件への参画は、フリーランス人材にとっても大きな財産となります。
しかし、フリーランスや個人起業家の方が、そのような案件に自力でたどり着くのはなかなか難しいというのが現実。それを我々みらいワークスが間を繋ぐことによって、大規模案件にフリーランス人材がたどり着ける可能性が高まるのです。
もうひとつの目的は、一人でも多く自分らしい働き方に挑戦する人を増やすため。
転職や独立を選ばれる方には共通項があり、それは「これまでの人生において、独立や起業した人が身近にいたかどうか」という環境面です。
傾向として、大企業に勤めている方は転職や独立、起業に二の足を踏む場合が多いです。実際に独立や起業した人が身近にいると、それがロールモデルとなり、ご自身でしかるべきタイミングを見計らって転職を決める・・・という行動を、違和感なく選択できるようです。
大企業に勤めている方々にとって、独立起業は「遠い」ことなのでしょう。「遠い」と感じる原因は、その選択をしている方々と触れ合う機会がなかなかないということが大きく影響しているのだと思います。
違う働き方もあると頭では理解していても、実際に選択した人が身近にいなければ現実味は薄まりますよね。
そこで、みらいワークスが大企業にフリーランス人材をご紹介するとどうでしょうか。
大企業での働き方しか知らなかった(新しい働き方に実感が沸いていなかった)方々にとっての、新しい接点機会の創出になるのです。それをきっかけに「自分も新しい(別の)働き方を選んでみようか」と新たな選択肢が生まれ、挑戦する人を増やすことにつながるのです。
これらの考えから弊社は大企業ともお付き合いさせていただいているわけですが、これは日本の働き方を変える、極めて重要な取り組みでもあります。
環境の影響はとても大きく、その人にとっての常識はその環境によって作られていきます。
フリーランスや起業家、ベンチャー企業で働く方にとっては、独立して働くことは当たり前の感覚です。なぜならそのような働き方をする人が周りにたくさんいるからですね。
しかし、大企業の中で、かつ転職もほとんどせず同じ場所で働いている方々からすれば、独立や転職は遠い存在。そのような方々に対し、新しい働き方を選んでいる人材との接点機会を作ることは、大変価値のあることだと考えています。
企業と人材とのマッチングサービスを行なっている会社はたくさんありますが、働き方の「概念」に着目して活動しているという点は、弊社の特長であると自負しています。
みらいワークス社内でも、正社員だけでなく業務委託として働いてくれているメンバーがいます。今年、副業も解禁しました。企業のフェーズによってやるべきことやできることは異なりますが、自社においても今の段階に合わせた多様な働き方を取り入れていきたいと思います。
そしてその中で、契約形態に関わらず誰でもフラットにアイディアを出せる環境を用意し、全員のチームワークでみらいワークスが考えるビジョンの実現を目指します。
さて、2019年もあと残り僅かです。皆様はどのような1年となりましたでしょうか。
今年は、令和の幕が明けお祭りムードで活気づく中、関東地方では前代未聞の大型台風の上陸など、自然の驚異をまざまざと見せつけられる一年でした。
そして、来年はいよいよ東京オリンピックの開催。お祭りムードがより高まる年になりそうですね。
本日12月19日はみらいワークスにとって記念すべき日、東証マザーズ市場に上場した日です。
来年の3月には8周年を迎えますが、起業しようと決めた日、東証マザーズ市場へ上場した日の気持ちを忘れず、来年も精進してまいります。
本年のブログはこれがラストです。この一年も大変お世話になりました。良いお年をお迎えください。